1位: ランキングアップ

- 夢をかなえるゾウ
おすすめ平均
- 水野 敬也
- 価格 ¥ 1,680
- こんな本、読まずしていられない
- あぁ。たったいま読み終えましたが、ありとあらゆる人や物に感謝したいです。この本にも、Amazonにも、家族にも布団にも。ありがとう。
この本、かなり面白いです。笑うところも多々あります。
成功したいサラリーマン、そして成功させるためのゾウの神様。
この本に書いてあることを実際に行動に移し、完璧に行ったとしても、成功させるとは正直思いません。
でも、必ず素晴らしい人間になります。絶対です。心の底からイイ人になれます。
もしかしたらガネーシャは、イイ人になることが、何よりの成功だと教えているのかもしれません。
2位: ランキングダウン

- 世界史 上
おすすめ平均
- ウィリアム・H. マクニール
- 価格 ¥ 1,400
- その名の通りの「世界史」
- 歴史が好きな人はその歴史上の人物に魅せられることも多いと思うが、
この本はそういった人物の「個性」よりも人類の「技術」を重視することで、
世界の歴史全体を俯瞰している。
上巻では、古代史の「なぜ磨製石器」が必要になったか、
また大航海時代の「経度がわからないまま、どのように喜望峰に達したか」
が特に面白かった。何より古代史が占めるページの割合に驚く。
個人的には通史は学参ものを中心に読んでいたので、
この本のあまりに固有名詞が出て来ないことに不安になったりもしたのだが、
そういう今までの読書とは違うというのが最大の魅力だったのかもしれない。
反対に、固有名詞をたくさん覚える現状の学校教育というのは「固有名詞に理解を頼る」
という意味で「簡単な」歴史の勉強法なのかもしれない。
どちらの叙述にもメリットはあると思うが、日本で教育を受けた人には、
こういうタイプの本が刺さるのではないだろうか。
3位: ランキングダウン

- 世界史 下
おすすめ平均
- ウィリアム・H. マクニール
- 価格 ¥ 1,400
- (下)巻にこそ本書の意味がある・・・・
- 壮大な世界史を(上)(下)2巻でまとめようということだが、たった2冊でもこの本はなかなか読むのがしんどい、苦労するはず。しかし、(上)だけで済ませるわけにはいかない。もったいない。この(下)を読み終わってこそ、つまり近・現代の部分を読んでこそ、本書のいいところが分かるというものだ。
(下)巻は西暦1500年前後から現代までだが、なんで西欧に現在にまで通じる科学の発達が起こったのか、キリスト教との軋轢はどのように解決してきたのか、社会思想への影響はどうなったのか等々の興味ある問題が出てくる。社会契約思想の発達については、西欧近代哲学の肝心要のところの概略が論じられていて、ここは精読。
(トマス・ホッブズ、ジョン・ロック、ジャン・ジャック・ルソー、イマニュエル・カント等々の考え方がコンパクトにまとめられている)
基本的に欧米の読者を想定されているのだろう。我々が重要と思っているアメリカ独立戦争とか、フランス革命、英国の王位継承等々については非常にあっさりと書かれている。すでに欧米人は常識問題として学んでいるんだろう。半面、イスラム関係部分がとても詳しい。
日本については、マクニール先生は秀吉の時代が気にかかるようで、聖徳太子も福沢諭吉も伊藤博文も出て来ない。
マクニール先生の最後の言葉が印象的だ。
「人間の行為が、人間相互や人間を取り囲む自然界にどのような影響を与えるかは、完全には予見できない。しかし、人間の計画的な行動によって、変化への道が広く開かれている未来には、すばらしい可能性と、それと同じくらい恐ろしい破滅がひそんでいる。したがって、世界史は、未知なるものへの栄光ある、挫折多き冒険であり続けるのである。」
4位: ランキングアップ

- 読むだけですっきりわかる日本史
おすすめ平均
- 後藤 武士
- 価格 ¥ 500
- 文庫本一冊で小学校から社会人までの常識を、苦痛なく網羅
- 文庫本一冊で小学校から社会人までの常識を、苦痛なく網羅できる、こんな本を探していました。すっかり日本の歴史は忘れちゃいました、私ですが、子供の受験用に買いましたが、子供に渡す前に私がまず読もうと思っています。
覚えるべきこどばは太字になっている事が教科書じゃないのに、わかりやすい。ああこの言葉は常識なんだあ・・OKOK知ってるって思いながら読んでいると
ああ勘違いしていたという部分が出てきたりして、
楽しく、学べ、日本人としての常識問題を歴史に対してクリアできそうな気持ちになります。
子供のときに歴史嫌いだった大人(私)や今歴史嫌いの学生、生徒が苦痛なく、物語感覚で読めますが、一気に読まないように、ゆっくり電車の中の友として読んでいます。
5位: ランキングダウン

- 日本人はなぜ日本のことを知らないのか
おすすめ平均
- 竹田 恒泰
- 価格 ¥ 756
- 自分のルーツを知ること
- 世界の国々の歴史を年表で見た時、他の国々は国号で表されているのに、日本だけは「○○時代」とされている事を不思議と思わなかった子供時代。 日本は古代より続く世界最古の国家だと気づいたのは、大人になってからのことだ。 その歴史を振り返った時、天皇の存在を抜きにして語ることは決して出来ない。 私の住む地の小学校では、紀元節の近辺に何故か「どんな考えも認められる世の中を」と校内集会を行う。 先生に言わせると、紀元節は「天皇を絶対的存在とした軍国主義下での言論統制の象徴というべき日」なのだそうだ。 建国記念の日が元々どんな日であったかには触れない。 このような状況で日本人であることを誇りに思うことがどうして出来ようか。 サッカー選手だった中田英寿さんが、テレビで語っていた。 「海外で暮らしていた頃、日本について聞かれる事がとても多かったにも関わらず、何も答えられない自分がいた。日本について知らないのは、自分のルーツを知らない事だ。」 数年前から日本中を行脚して、その地の伝統文化に触れているそうだ。 驚くべき行動力だが、日本にはそうまでしても知るべき魅力が満載なのだ。 そのルーツを知るのに、この本はうってつけの一冊だ。
6位: ランキングアップ

- 文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎
おすすめ平均
- ジャレド・ダイアモンド
- 価格 ¥ 945
- 気になる
- 著者の専門分野については、他の方の評価に同意する。
しかし、上下巻とも買って読んでみて、
十三章(下巻)で何とも納得できない点を発見したので、一部列挙する(「」は文庫版引用)。
技術の取得と放棄の例に、一六〜一七世紀の日本を取り上げておきながら、
・「日本には銃火器の受け入れに抵抗する社会的土壌」があった。
→そんなものがあったのか? あったのなら、当時世界最大級の銃の保有数はありえない。
・銃は「一六〇〇年代以降に日本に伝来したほかのものと同様、異国で発明されたということで、所持や使用が軽蔑されるようになった。」
→禁止はされたが、軽蔑はされていたのか? 「異国で発明された」から軽蔑というのは、
一六〜一七世紀の日本における銃の普及を鑑みるとおかしくないか?
というもの。たった一ページの中に、何とも言えない違和感が詰め込まれている。気になる方はぜひご確認を。
できれば、この部分について解説してください。
当然、それ以上の詳しい説明や引用はない。
巻末の関連文献で、日本についてはNoel Perrin『Giving Up the Gun』(一九七九)を参照したらしい。
日本史の概説書でも読めよ……と言いたくなる。
日本のことが書かれていると序文にあって、ちょっと期待していただけに……あまりのお粗末さに衝撃を受けた。
もちろん、著者は進化生物学者であって、歴史学者ではない。
ご自身の分野であるポリネシアのことは非常に詳しいし、そこは称賛されている他の方に同意する。
だが、日本史に興味を寄せているなどとは露ほども思えない該当箇所は、その部分だけが批判されるわけではなく、
この本に書かれている他の専門外の文章に関しても、精度を疑われてしかるべきものだ、と私は思う。
これなら共著にすればよかったんじゃ……。
というか、「妻は日本人」とか書いておきながらこの体たらくなのか……。
正直、日本の部分だけは読まなくていいんじゃないだろうか。
7位: ランキングアップ

- イラン人は面白すぎる!
おすすめ平均
- エマミ・シュン・サラミ
- 価格 ¥ 798
- タイトル通り面白い本
- 面白かった。
ラマダン中にはアニメのアンパンマンの顔にモザイクがかけられた、とか。
イラン人である著者が自らの経験に基づいて、妙な遠慮や配慮をすることなくイランやイスラムについて率直に綴っている。
こういう本は外国人(非イラン人)には書けないだろう。
タイトル通り面白い本ではあるが、「イランやイスラムに対する誤解を正したい」という真摯な思いがあるので、
単なるおちゃらけ本ではない。
著者のカダフィなどに対する意見を読んで、メディアでは中東の人たちの主張を耳にすることがあまりないので、
中東に限らず様々な国の人の、その立場・視点からの主張を聞いてみたいと思った。
それはとても有意義なことだろう。
8位: ランキングダウン

- 昭和16年夏の敗戦
おすすめ平均
- 猪瀬 直樹
- 価格 ¥ 680
- 文庫になって久しぶりに再読できました
- 本書が読みやすい文庫として再び世に出たことを、うれしく思います。
思い起こせば、小学生のころに見たテレビドラマの原作が本書だったことを知ったのが
大学生の時。
戦前の日本が、国際情勢や、国力の違い、所有している資源のストックなどを把握でき
ない状態でむやみやたらに開戦へと突き進んだわけではなく。ある程度以上の層は現状
を程度の差こそあれ把握していたという事実や、国家主導で総力戦研究所という組織に
優秀な人材を集めて、世界情勢の推移をシミュレーションをさせていたという点は非常
に興味をそそられました。
時どき思い出したかのように戦艦大和の乗組員や、特攻隊の隊員、空襲被害の市民がで
てくるTVドラマや映画を作成して戦争の記憶を風化させないのももちろん大切だとは
思いますが、このような、国の舵取りをした側の視点から作成された作品を映像化して
、後世につないでいくこともまた必要なのではないでしょうか。
さらに興味のある方は、国立国会図書館のサイトから、総力戦研究所設置ニ関スル件な
どの国会での閣議決定文書などを読むことができます。
9位: ランキングダウン

- 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎
おすすめ平均
- ジャレド・ダイアモンド
- 価格 ¥ 945
- 参考文献もちゃんと収録されるようになり、単行本よりずっとよくなった!
- 本書は世界各地の歴史一万年以上について扱う本なので、当然あらゆる研究を著者一人がやったわけではありません。したがいまして、著者がどんな論拠でものを言っているのかがとても重要になります。原著ではもちろん、Further readings として参考文献をちゃんと挙げ、疑問点やもっと詳しく知りたい人のために便宜をはかっていました。
ところが邦訳の単行本では、その部分がばっさりカッとされており、心ある読者は激怒して、それを勝手に訳出したりもしました。その後、草思社もあわててウェブにそれを掲載したりしていましたが、本としての価値は大きく下がっていたと言わざるをえません。
この文庫本では、ありがたいことに参考文献をちゃんと巻末に載せており、本としての価値は単行本をずっと上回っています。単行本を持っている人も、こちらを改めて買って損はしないでしょう。惜しむらくは、原著2005年版から追加された、日本人の起原にかんする章と2003年版エピローグについて、訳出されていないばかりか言及すらないことです。それで本筋が大きく変わるわけではありませんが、もう少し配慮があってもよかったとは思います。ご興味のある向きは以下を参照:
「・・・」
10位: ランキングアップ

- 夜と霧 新版
おすすめ平均
- ヴィクトール・E・フランクル
- 価格 ¥ 1,575
- 20世紀の一冊、21世紀の必読書
- 「20世紀を代表する一冊」の旧版とは違う訳者による新訳。
私たちはなぜ生きるのか。
この問いへの答えが今ほど切実に求められている時代はないだろう。
「夜と霧」は単なる収容所生活のレポートではない。それは圧倒的な絶望の中で生きた人々のたどりついた
人間の最後のこころのとりでの記録である。衣食住だけでなくすべての尊厳さえを奪われた収容所での生活。
そこでフランクルが仲間と夕日を眺め、
美しさに心奪われる場面がある。人間はいかなる状況でも
「こころの世界」、「内面的な世界」を失うことがないということは、
心に人知れぬ悩みを抱えていた私にとっての大きな希望となり、
苦悩への答えとなった。わたしたちがどんなに最悪の状況でも
「その状況に対する態度を決める自由」だけは決して失われない
というフランクルの言葉は
さまざまな問題を抱える今の日本に生きる私たちにとって
力強い励まし、1つの答えとなるに違いないと思う。人間の究極の「こころの世界」をえがくこの本は
すべての人にすすめたい一冊である。
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